日本三大和牛のルーツを探る!「但馬牛」研究会

皆さん、こんにちは!食欲の秋、美味しいものがたくさんある中で、本日は特別なテーマに没頭していました。そう、贅沢にも三大和牛を食べ比べながら、そのルーツに迫る「和牛研究会」です。
三大和牛の秘密は「但馬牛」にあり
日本を代表する最高級の和牛といえば、神戸牛、松阪牛、近江牛の「日本三大和牛」が有名ですよね。これらの和牛を語る上で、決して欠かせない存在がいます。それが、兵庫県で古くから飼育されてきた但馬牛(たじまうし)です。
・緻密な肉質: きめ細かく、舌の上でとろけるような食感。
・上質な脂(サシ): 融点が低く、しつこさのない上品な甘み。
・和牛の血統: 但馬牛の優れた遺伝子が、日本三大和牛をはじめとする多くの有名ブランド牛の基礎となっています。
但馬牛が、なぜこれほどまでに多くのブランド牛の“もと”として重宝されるのか、一口食べるごとに納得させられる、本当に素晴らしい牛肉です。日本三大和牛の美味しさの秘密は、この但馬牛の血統と歴史に詰まっているんです。
「但馬牛」からブランドが生まれる
日本三大和牛が但馬牛をルーツとするのは、但馬牛が持つ優秀な遺伝的特性が、肉質を決定づける上で極めて優れているからです。簡単に言えば、「但馬牛の血統」を持つ子牛を、それぞれの産地で「独自の飼育方法」で育て、「厳格な基準」を満たしたものだけが三大和牛を名乗ることができます。
1. 神戸牛
最も純粋に但馬牛の系譜を受け継いでいます。「但馬牛」として生まれ育った牛が、さらに厳しい「肉質・格付け基準」をクリアした時にのみ、初めて「神戸ビーフ」という称号👑が与えられます。つまり、但馬牛の超エリートが神戸牛なのです。
2. 松阪牛
松阪牛の多くは、元々但馬地方で生まれた子牛を、三重県の指定地域に導入し、特に長い期間をかけて独自の肥育方法(長期肥育やビール給与などの説も有名)で育て上げたものです。特に「未経産の雌牛」にこだわる点も特徴です。
3. 近江牛
約400年の歴史を持つ日本最古のブランド和牛の一つです。そのルーツも、かつて但馬地方から導入された子牛を滋賀県内で肥育してきたことにあります。琵琶湖の豊かな水と自然の中で育つことで、とろけるような肉質ときめ細やかなサシが生まれます。
つまり「但馬牛」という優れた原石を、それぞれの土地の肥育技術と厳しいブランド基準で仕上げた最高傑作が日本三大和牛なのです。
また次回の和牛研究会でお会いしましょう!当店にて神戸牛をお召し上がりください。


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